2023年05月09日

『なーんにもできないギャルが唯一できるコト』

数々のレーベルで作品を上梓し続けてきた 鈴木大輔 先生が「スニーカー文庫」に初登場。
父親の再婚でクラスメイトのギャルと義兄妹になった少年の機微を描く同居ラブコメです。
(イラスト:ゆがー 先生)

https://sneakerbunko.jp/product/nangal/322301000101.html


転校生の“涼風”は一際レベルの高いギャルで、クラスのギャル集団にもすぐ馴染むほど。
お近づきになれる男子もいない中、「神絵師ハンター」を自称する“新太”は隣席という
だけでなく、新しい家族として彼女を受け入れる幸運に恵まれる、だけではなかった──。

「あんたホントに何もできねえな!?」が“新太”の口癖なんじゃないか、と思えるくらい
“涼風”の彼に対する依存度が尋常じゃない。ラッキースケベの一言では片づけられない
サービスシーンの連続で、提供する側もされる側も穏便に済ませられるのがある意味凄い。

話の流れは「あらすじ」に概ね書かれている通りとして、その上で不穏な結末の引き具合、
“新太”が言及する意味深長なネタバレの数々、“涼風”も唯一できるコトが秘密のまま、
と何かと答え合わせが必要となるお話。続く物語の中でタネ明かしされることを祈ります。

posted by 秋野ソラ at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

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