2023年05月03日

『死亡遊戯で飯を食う。3』

鵜飼有志 先生が贈る、デスゲームに興じる人々の生き様を描く物語。第3巻は40回目の
クリアを越えた“幽鬼”に〈キャンドルウッズ〉の殺人鬼を彷彿とさせる敵が迫ります。
(イラスト:ねこめたる 先生)

https://mfbunkoj.jp/product/shibouyugi/322212001143.html


「ワンファインデイ」では“幽鬼”が“職人さん”と呼ぶ、彼女の体をメンテナンスする
人物の茶目っ気ぶりがまず面白い。彼女が彼の存在を重要視している点や、“藍里”との
再会で次なる「クラウディビーチ」に絡み合う因縁を匂わせる描写が、振り返ると絶妙で。

孤島のビーチで“幽鬼”が出会う7人のプレイヤー。誰が犯人で何が目的かも不明なまま
次々と起こる殺人を止められるか、“幽鬼”と共に推理しながら読み進めるのが楽しくて。
そこへ今に至るまでに培われた様々な関係性が解決の糸口に繋がるのが話として奥深くて。

“幽鬼”の師匠“白士”を知る“古詠”が話す内容が様々な鍵となる展開が印象深いです。
カンザキイオリ 先生、斜線堂有紀 先生、冬野夜空 先生が務める解説も本作を読み解く
ための参考となり、新鮮な目線を得た思いがします。不穏な引きを見せる続きも注目です。

posted by 秋野ソラ at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

小説アプリ「テラーノベル」無断転載レポート(2023/05/03 [2])





















































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