2023年03月07日

『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。7』

YouTube漫画として展開されている同シリーズを、脚本を務める 天乃聖樹 先生が小説化。
第7巻は“才人”と両親の不仲な関係を目にした“朱音”が、彼の心に一歩踏み込みます。
(イラスト:成海七海 先生 キャラクター原案・漫画:もすこんぶ 先生)

https://mfbunkoj.jp/product/daikirai_kekkon/322210001331.html
https://www.youtube.com/playlist?list=PLDZGuoo5oaHI21s79cvNeqyVXvY8ZZuA6
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS13202228010000_68/


分かり合えているようで、まだすれ違っている。「実験」と称してラッキースケベな目に
遭う“才人”のやり取り、“朱音”の反応から窺えるワケですが、2人の些細な変化も
見逃さないのが“糸青”。今巻でいろいろと思わせぶりな言動を見せるのがポイントで。

家族の、というか自分のアルバムは持ってないと嘯く“才人”に去来するはずの感情を
推し量りながらより一層、彼への理解度を高めようとする“朱音”が何ともいじらしい。
彼の両親とはアレでしょうが、“天竜”とは上手くやっていけそうな雰囲気なのが救い。

顛末を見た“糸青”が遂に明かした本音。本能を理性が越えられないのは幸か、不幸か。
“朱音”に抱きしめられたときに自然と流れた涙の意味。それを掴みかけたと思われる
“才人”は彼女との関係をどう見つめ直すのか。次巻以降でしっかり見届けたい所です。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

小説アプリ「テラーノベル」無断転載レポート(2023/03/07)
















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