岸本和葉 先生が贈る、甘やかしたがりな彼女と過ごす甘々同居生活を描くラブコメディ。
第2巻は“冬季”と“春幸”、共に過ごす時間を脅かす者たちとの勝負の行方を描きます。
(イラスト:阿月唯 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/ikiteteerai/322201000053.html 】
【 https://kakuyomu.jp/works/16816452220548903934 】
わざと負けて罰ゲームを誘う“春幸”との勝負でも圧勝できてしまう“冬季”の優秀ぶり。
生徒会長“秋本”がノブレス・オブリージュとばかりに提案する生徒会入りをどう拒むか。
“冬季”のクラスが球技大会で“秋本”のクラスより上位を狙えるか、が運命の分かれ道。
ゆくゆくは“冬季”を後任に、と考える“秋本”に対して“春幸”が違和感を覚えた理由。
彼自身が掴み切れなかったそれを汲み取り、容赦することなく結果として示した“冬季”。
身の程を知りつつ、彼との時間をも大切に思う“冬季”の強い意志が感じられて羨ましい。
“冬季”にとって大事なもう一つの勝負。如何にして“春幸”を好きになったかを示した
“八雲”からの挑発を完膚なきまでに叩き潰す顛末と、それを知りつつ応じてこなかった
彼の姿勢も印象に残ります。幸せいっぱいの2人なら顔合わせも余裕綽々と信じています。