あわむら赤光 先生が贈る、三英雄共鳴のシャッフル戦記。第2巻は“ユーリフェルト”の
奇跡的な勝利に水を差す火炎魔法の使い手をどう攻略するか、三者三様の動向を描きます。
(イラスト:Noy 先生)
【 https://ga.sbcr.jp/product/9784815609481/ 】
ヴェール奪還後に息巻く“ユーリフェルト”へ釘を刺す“セイ”の言い分がごもっともで。
その考えに最初から至らないあたりが彼の将軍たる資質の現れでもあると得心がいく訳で。
そこで“茨姫”の火炎魔法に虚を突かれるあたり、読み手にももどかしい展開が続きます。
今上陛下への貸しを取り立てた“ナーニャ”に同行する“グレン”。彼が目にする帝国の
「膿」に憤る姿には相変わらず胸のすく思いがします。平穏な暮らしを求めて彼が振るう
「商才」に彼女が、そして“ステラ”が惚れこむのも納得。彼の状況が今の所は平穏かも。
“セイ”が思い描く未来図に向けて“ユーリフェルト”と“グレン”が巻き込まれていき、
彼が一歩抜きんでた独走態勢が続くのか、と思えば彼らがそんな一筋縄で済むはずもなく。
それでも情勢は上向き始めている帝国をどう回していくか、それぞれの狙いに要注目です。
2022年06月01日
『今日も生きててえらい!2 〜甘々完璧美少女と過ごす3LDK同棲生活〜』
岸本和葉 先生が贈る、甘やかしたがりな彼女と過ごす甘々同居生活を描くラブコメディ。
第2巻は“冬季”と“春幸”、共に過ごす時間を脅かす者たちとの勝負の行方を描きます。
(イラスト:阿月唯 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/ikiteteerai/322201000053.html 】
【 https://kakuyomu.jp/works/16816452220548903934 】
わざと負けて罰ゲームを誘う“春幸”との勝負でも圧勝できてしまう“冬季”の優秀ぶり。
生徒会長“秋本”がノブレス・オブリージュとばかりに提案する生徒会入りをどう拒むか。
“冬季”のクラスが球技大会で“秋本”のクラスより上位を狙えるか、が運命の分かれ道。
ゆくゆくは“冬季”を後任に、と考える“秋本”に対して“春幸”が違和感を覚えた理由。
彼自身が掴み切れなかったそれを汲み取り、容赦することなく結果として示した“冬季”。
身の程を知りつつ、彼との時間をも大切に思う“冬季”の強い意志が感じられて羨ましい。
“冬季”にとって大事なもう一つの勝負。如何にして“春幸”を好きになったかを示した
“八雲”からの挑発を完膚なきまでに叩き潰す顛末と、それを知りつつ応じてこなかった
彼の姿勢も印象に残ります。幸せいっぱいの2人なら顔合わせも余裕綽々と信じています。
第2巻は“冬季”と“春幸”、共に過ごす時間を脅かす者たちとの勝負の行方を描きます。
(イラスト:阿月唯 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/ikiteteerai/322201000053.html 】
【 https://kakuyomu.jp/works/16816452220548903934 】
わざと負けて罰ゲームを誘う“春幸”との勝負でも圧勝できてしまう“冬季”の優秀ぶり。
生徒会長“秋本”がノブレス・オブリージュとばかりに提案する生徒会入りをどう拒むか。
“冬季”のクラスが球技大会で“秋本”のクラスより上位を狙えるか、が運命の分かれ道。
ゆくゆくは“冬季”を後任に、と考える“秋本”に対して“春幸”が違和感を覚えた理由。
彼自身が掴み切れなかったそれを汲み取り、容赦することなく結果として示した“冬季”。
身の程を知りつつ、彼との時間をも大切に思う“冬季”の強い意志が感じられて羨ましい。
“冬季”にとって大事なもう一つの勝負。如何にして“春幸”を好きになったかを示した
“八雲”からの挑発を完膚なきまでに叩き潰す顛末と、それを知りつつ応じてこなかった
彼の姿勢も印象に残ります。幸せいっぱいの2人なら顔合わせも余裕綽々と信じています。