時雨沢恵一 先生が贈る、川原礫 先生の世界観「GGO」を元にした痛快ガンアクション作品。
第12巻は賞金首として狙われる“レン”のその後などを描いていく第5回SJ、中盤戦です。
(イラスト:黒星紅白 先生 原案・監修:川原礫 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/ggo/322109000011.html 】
“ビービー”今すぐ殺すウーマンと化した“フカ”にどう対応するか。全員爆死を回避し、
気をなだめさせた彼女との新必殺技で「DEAD」タグを量産していく“レン”の姿はまさに
「ピンクの悪魔」の名を欲しいままにしてました。これぞ愉快、爽快という圧倒的な展開。
プレイヤーKILL数を稼ぐ、と言えば“シャーリー”も同様で、その上で“ピトフーイ”を
執拗に狙っていく成果が出るかどうかも見逃せない展開。その彼女と離散中の“エム”が
合流すべく冷静に、力ずくで突き進む流れに巻き込まれる“アンナ”には同情しかなくて。
そして訪れる白い霧が晴れる瞬間、待望の合流タイミングで仕掛けられるスポンサー作家
ご自慢の、プライドを掛けた最高の悪意。サバイバーたちの更なる攻防が繰り広げられる
かと思いきや、あの「特殊ルール」の追加で一筋縄でいきそうにない下巻が気になります。