「電撃文庫」「メディアワークス文庫」にてこれまで作品を上梓する 佐野しなの 先生が
「GA文庫」に初登場。間違いだらけの三角関係で拗れる恋心に惑う男女の青春を描きます。
(イラスト:あるみっく 先生)
【 https://ga.sbcr.jp/product/9784815611576/ 】
高校で報道部に所属する“安芸”。彼と小中高が一緒で、幼馴染で、恋人だった“小麦”。
友達同士のほうが楽しかった、と円満に別れたはずの彼だが彼女に未練がない訳じゃない。
そんな彼女がある日、真剣な顔で彼に「紹介したい女の子がいるんだけど」と言うが──。
“小麦”の気の置けない友達で、男子からのラブレターも珍しくない人気者の“桜子”が
受け取った脅迫状に綴られた「私のほうが先に好きだったのに。」という文言。読者から
すれば犯人は“小麦”なのか、と疑いの目を向けたくなりますが話はそう単純ではなくて。
脅迫状をきっかけに、“安芸”へグイグイ迫っていく“桜子”。“小麦”への想いを絶ち
“桜子”の想いに真摯に向き合おうとする“安芸”。そんな2人を“小麦”はどう見るか。
エピローグに掛けて波乱の幕開けを予感させる展開に続きが気になること間違いなしです。