時雨沢恵一 先生が贈る、川原礫 先生の世界観「GGO」を元にした痛快ガンアクション作品。
第11巻は特殊ルールを交えて開催される5回目のSJに向けて“レン”たちが果敢に挑みます。
(イラスト:黒星紅白 先生 原案・監修:川原礫 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/ggo/322105000012.html 】
「チームメイトからの装備一式のスイッチ」事前に説明された特殊ルールによって相手の
裏をかくことができる、ということで策を練る“レン”たちのやり取りが見ていて楽しい。
それでも目的のためにはブレない“シャーリー”の振舞いがある意味、安心するというか。
本戦が始まってから判明する特殊ルールがまたえげつない。スポンサー作家の意地悪さが
際立ちます。その中で“レン”が一時的に手を組んだ「あの人」の「ALO」時代の伝説が
嘘偽りないものだと分かる手練の数々に驚かされます。敵に回したら怖いこと間違いなし。
そして“レン”の首に掛けられた賞金。“炎”にフラれた直後というタイミングもあって
誰が1億クレジットを用意したのか、という点も考慮しなければならない頭の痛い状況下、
過去の因縁が強襲してくる局面に“レン”たちはどう対応するのか。続く展開に注目です。