2021年11月25日

『公女殿下の家庭教師10 千年の都』

七野りく 先生が贈る魔法革命ファンタジー。大台に乗る第10巻は王太子の不当な要求を
躱すべく“リディヤ”に導かれ敵国へ脱出した“アレン”が更なる陰謀に巻き込まれます。
(イラスト:cura 先生)

https://fantasiabunko.jp/product/201812koujodenka/322102001236.html


これぞ“リディヤ”のターン! 逃避行中、ライバル不在なのをいいことに“アレン”を
独占しようと、可愛がられたいがためにおねだりしまくる彼女の姿からは「剣姫」である
ことを思わず忘れてしまうほどです。振り回される彼も羨ましいやら、けしからんやら。

剣姫とその頭脳、2人なら敵国であろうと敵無し。しかも“アレン”の偉業は侯国連合の
水都にも伝わっていて、自然とかの国の内部にくさびを打つ形にもっていく展開が面白い。
“リディヤ”たちが決して束の間の休息を満喫しているだけではないところも注目です。

そんな無敵なはずの“リディヤ”と“アレン”の前に現れた、侯国連合の裏で暗躍する
強敵との相対。2人の力を合わせてもなお苦戦を強いられる局面に驚かされるとともに、
挫けることなく次は必ず勝つと誓う様子は実にらしくて安心します。次巻も楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル