2021年09月20日

『わたし、二番目の彼女でいいから。』

西条陽 先生が贈る新作は、一番好きな人との望みの薄い想いを抱えつつ二番目に好きな人
と交際する少年少女の、どんどん抜けられない関係に陥る危険で不健全な恋愛を描きます。
(イラスト:Re岳 先生)

https://dengekibunko.jp/product/322009000012.html


真面目で清純と評判の“早坂”。無口で無表情、超美人の“橘”。高嶺の花として名高い
二人だが“早坂”には好きな人が、“橘”には彼氏がいる。“桐島”は“橘”に報われぬ
恋をしながら二番目に好きな“早坂”と交際中。彼女もまた彼が二番目に好きだから──。

一番に好きな人とできない「わるいこと」をしたがる“早坂”に対してブレーキ役を担う
“桐島”も満更ではなくなっていく不純異性交遊な雰囲気にはそそられるものがあります。
彼が所属するミステリー研究会へ“橘”が急に入会することで崩れていくバランスが見所。

「何で彼氏がいるのに“桐島”にちょっかい出すの?」「でも二番目の彼女だし・・・」と
矛盾した感情から情緒不安定になっていく“早坂”を後目に“橘”が語る真意とあの宣言
によって四角関係が一気に変化する構成と読ませ方はお見事。続きが気になる注目作です。

posted by 秋野ソラ at 00:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル