紙城境介 先生が贈る同棲ラブコメ。第7巻は“水斗”と“結女”、互いへの恋心が再燃を
見せつつある中、生徒会メンバーも面倒な恋愛模様を繰り広げている点に触れていきます。
(イラスト:たかやKi 先生)
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“鈴里”に憧れ、“結女”をライバル視する“蘭”の役員入り。普段の努力に対し結果が
追いつかないところは応援したくなる彼女。リアクションの素直さ、新鮮さから生徒会の
面々で一番の常識人なのではないかと。ツッコミ役としても頑張っていただきたい存在で。
今さら素直になれない“結女”があざとさを見習おうとする“愛沙”も想い人には空回り。
“鈴里”に至っては暖簾に腕押しの状況が続く様子を見ていると、類は友を呼ぶものだと
思わざるを得ません。“結女”以外の恋模様も引き続き注目していく必要がありそうです。
“いさな”を甘やかす“水斗”の、外野から見た蜜月ぶりに拍車がかかる中、体育祭にて
彼女に覚悟を見せた“結女”の一言。そこに“水斗”も感じるところはあったようで満更
でもない展開は先々に光明が差すかのよう。次の誕生日がどうなるか興味津々であります。