SOW 先生が贈る異世界税制コメディ。第3巻は妙薬マンドラゴラの輸出で黒字運営を狙う
“ブルー”たちが、待ったを掛けてくるエルフたちの背景にある陰謀を暴いていきます。
(イラスト:三弥カズトモ 先生)
【 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094530131 】
粗悪品を流通させるのは困る、とエルフの“デュティ”がつけてきた難癖。対策を考える
“クゥ”が色々と探りを入れていくうちに、裏の意図が見えてくる展開は今巻もポイント。
合間に“メイ”が見せる無双ぶり、そして女性らしい仕草がアクセントになる面白い要素。
港町で「関税」に纏わるあれこれをレクチャーされながら、今回も登場する“ゼオス”や
突然現れたロコモコ王の知り合い“ノーゼ”の手助けも借りながら、いざ“デュティ”を
追及する場面でまさかの黒幕がすべてをひっくり返してくる話運びには驚かされました。
これまでも何度か見せた“クゥ”に対する“ゼオス”の肩入れ。絶対法則「ゼイホウ」を
司る天使であるはずの彼女に一体何があったのか。次巻の刊行も決まっているとのことで
ぜひ因縁も含め明らかにして頂くと共に「先」を狙える作品になることを願うばかりです。
2021年08月03日
2021年08月02日
『継母の連れ子が元カノだった7 もう少しだけこのままで』
紙城境介 先生が贈る同棲ラブコメ。第7巻は“水斗”と“結女”、互いへの恋心が再燃を
見せつつある中、生徒会メンバーも面倒な恋愛模様を繰り広げている点に触れていきます。
(イラスト:たかやKi 先生)
【 https://sneakerbunko.jp/product/motokano/322010000189.html 】
“鈴里”に憧れ、“結女”をライバル視する“蘭”の役員入り。普段の努力に対し結果が
追いつかないところは応援したくなる彼女。リアクションの素直さ、新鮮さから生徒会の
面々で一番の常識人なのではないかと。ツッコミ役としても頑張っていただきたい存在で。
今さら素直になれない“結女”があざとさを見習おうとする“愛沙”も想い人には空回り。
“鈴里”に至っては暖簾に腕押しの状況が続く様子を見ていると、類は友を呼ぶものだと
思わざるを得ません。“結女”以外の恋模様も引き続き注目していく必要がありそうです。
“いさな”を甘やかす“水斗”の、外野から見た蜜月ぶりに拍車がかかる中、体育祭にて
彼女に覚悟を見せた“結女”の一言。そこに“水斗”も感じるところはあったようで満更
でもない展開は先々に光明が差すかのよう。次の誕生日がどうなるか興味津々であります。
見せつつある中、生徒会メンバーも面倒な恋愛模様を繰り広げている点に触れていきます。
(イラスト:たかやKi 先生)
【 https://sneakerbunko.jp/product/motokano/322010000189.html 】
“鈴里”に憧れ、“結女”をライバル視する“蘭”の役員入り。普段の努力に対し結果が
追いつかないところは応援したくなる彼女。リアクションの素直さ、新鮮さから生徒会の
面々で一番の常識人なのではないかと。ツッコミ役としても頑張っていただきたい存在で。
今さら素直になれない“結女”があざとさを見習おうとする“愛沙”も想い人には空回り。
“鈴里”に至っては暖簾に腕押しの状況が続く様子を見ていると、類は友を呼ぶものだと
思わざるを得ません。“結女”以外の恋模様も引き続き注目していく必要がありそうです。
“いさな”を甘やかす“水斗”の、外野から見た蜜月ぶりに拍車がかかる中、体育祭にて
彼女に覚悟を見せた“結女”の一言。そこに“水斗”も感じるところはあったようで満更
でもない展開は先々に光明が差すかのよう。次の誕生日がどうなるか興味津々であります。