コミックス第2巻、ドラマCD付き特装版が同時刊行となる、二丸修一 先生が贈る大人気
ヒロインレース。第6巻は「群青同盟」に現役最強アイドルという刺客が送り込まれます。
(イラスト:しぐれうい 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/osamake/322007000098.html 】
次なる一手として、名のある演劇サークルで代役を務める「群青同盟」。そこに一枚噛む
“真理愛”が見せる強かさとは裏腹に、カネの無心に現れる両親に畏縮する脆さ。彼女を
救いたいと尽力する“末晴”の気概もさることながら、周囲が彼をどう評価するかが見所。
演劇での役者勝負に“雛菊”を送り込む“瞬”の真意。それを図りきれず受けた“哲彦”
には粋がっているだけで力不足な印象が拭えません。今回の件における“黒羽”の評価は
相変わらず目を見張るものがあるのですけど。その分、“末晴”はやりきってくれました。
「日本から世界を制するようなスターを輩出したい」という“瞬”の狂気じみたこだわり。
その想いを一身に受け、憧れてきた“末晴”の演技を目の当たりにした“雛菊”がいつか
彼を踏み台にして更なる高みを目指せるか。気になる存在の登場に目が離せない展開です。