2021年03月01日

『たとえば俺が、チャンピオンから王女のヒモにジョブチェンジしたとして。3』

藍藤唯 先生が贈る人生逆転ファンタジー。第3巻は“ライラック”に持ち上がる婚約話に
端を発した「職業」に纏わる逸話が“フウタ”に昔の因縁と向き合う機会をもたらします。
(イラスト:霜降 先生(Laplacian))

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婚約相手“バリアリーフ”皇子が見せるチャラチャラした言動に困惑する“ライラック”。
彼女が複雑な印象を抱くのも、“フウタ”が婚約に示した反応に失望するのも無理はなく。
そんな彼が彼女の本質を見抜き「素直になれよ」と言った場面に芯が通った心を感じます。

面倒事に巻き込まれそうだから、と“ルリ”の身を案じ“フウタ”に預ける“ウィンド”。
“コローナ”と戯れる姿が微笑ましい一方で“ルリ”が背負う運命の重さに驚きを隠せず。
偽名を名乗り助けに入る“バリアリーフ”が印象的で、思い返せば「なるほど」感が強い。

今回、変な名前を付けられたりと不憫な扱いを受ける“ベアトリクス”が話のもう一つの
軸を担っていたように思います。叩く憎まれ口の裏に愛情すら感じました。コロッセオを
王都で、との想いに“フウタ”はどう応えるか。次巻をちゃんと出して魅せてほしいです。

posted by 秋野ソラ at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル