白鳥士郎 先生が贈る熱血将棋コメディ。ドラマCD&抱き枕カバー付き特装版も同時発売
となる第14巻は“銀子”にとって、そして“あい”にとって人生を左右する道を選びます。
(イラスト:しらび 先生 監修:西遊棋)
【 https://ga.sbcr.jp/product/9784815606619/ 】
“釈迦堂”にとっておきの昔話を聞かされては泣き、「結婚しよう」と言われて喜色満面。
いい話になりそうな流れから師匠にケチをつけられ、「あのこと」も知って憤怒は拭えず。
それでも“銀子”が一番したいことに向かって迷わない姿勢が勇ましくて、痛ましくて。
“澪”から託された想いを活かしきれず、迫り来る「約束」の時を前に焦りは抑えられず。
母からそこを厳しく指摘された“あい”が「二回目の対局」という道を選ぶまでの顛末が
もどかしくて、切なくて。微笑ましく見えた金沢観光すらこのための布石でしかない所も。
2人の覚悟を見据えた“桂香”から活を入れられたものの、心には空虚が残る“八一”。
その隙間を抱えたまま彼は更なる高みを目指せるのか、あるいは誰かに埋めてもらうのか。
まさか「感想戦」でも罠を仕掛けられるとは思いも寄らず続きが色々と気になる展開です。