2021年01月01日

『俺、ツインテールになります。20 〜ツインテール大戦〜』

水沢夢 先生が贈るツインテール愛あふれるシリーズ。第20巻はアルティメギルとの激戦を
乗り越えた“総二”たちツインテイルズたちの新たな日常、そして闘いの日々を描きます。
(イラスト:春日歩 先生、bun150 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094518764


“テイルレッド”=“総二”、という構図が世に広まってコミカルな展開に微笑ましさを
味わう中、突如として現れた海賊船、そして属性を見失った“プロメテウスギルディ”。
ツインテールへの怨念がツインテイルズとしての存在意義すら揺らがすとは驚くばかりで。

執拗に“総二”たちを狙う“プロメテウスギルディ”への対抗策として、魔星少女たちを
再び目にすることとなるとは思いも寄らず。こうしたクロスオーバーも特撮モノならでは。
作品を超えた登場人物の掛け合いも面白く 水沢 先生ならではのアプローチを褒めたい所。

まさに「ツインテール大戦」の副題にふさわしいバトルの連続も熱く、ツインテール愛に
あふれた物語の締めくくりに大満足の巻でした。“唯乃”がイイ味を出していたのも好感。
いつかまた帰ってきて貰いたいものです。同じく読み手からも「さよなら」は言いません。

posted by 秋野ソラ at 01:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル