2020年12月21日

『友達の妹が俺にだけウザい6』

三河ごーすと 先生が贈るいちゃウザ青春ラブコメ。小冊子付き特装版が同時発売となる
第6巻は“彩羽”のウザかわいさを世にプロデュースするため“明照”が乗り出します。
(イラスト:トマリ 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4815607814.html


女性陣をコピーした言動を見せる“彩羽”に戸惑い、ウザさの魅力を再認識する“明照”。
その真意を掴みきれぬまま、ミスコンで素を出さない彼女を圧倒すれば全て丸く収まると
考えに至る彼もなかなかに独特な感性で。しかし報われない彼女には同情を禁じ得ません。

ミスコン対決への備えも万全で臨む“明照”、それをウザさを見せずに迎え撃つ“彩羽”。
両者の姿勢を見据えるのが“真白”だけでなく、“茶々良”も居たことが特筆すべき要素。
奇しくも“明照”が狙っていた「ウザかわいさを知る人物」を作り出せて安堵するばかり。

恋をするのは何のためか、誰のためか。“音井”のアドバイスが色々と胸に響いてきます。
ついにワガママをぶつける勇気を身につけた“彩羽”の気持ちは、その正解はどれなのか。
盛り上がる雰囲気をぶち壊すかのような社長の至らなさが招く事態の行方と共に注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル