2020年11月26日

『やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく2』

ふか田さめたろう 先生が贈るすれ違いゼロの甘々ラブコメディ。第2巻は“直哉”からの
想いを“小雪”が保留にする間、彼と彼女を取り巻く環境が思いがけず変化していきます。
(イラスト:ふーみ 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4815607753.html


“小雪”とプールデートするチャンスをものにした“直哉”が見せた洞察力は相変わらず
超能力並みで空恐ろしい。そんな2人がプールで楽しんだり、一方的に焦ったりする姿は
“桐彦”でなくてもお墨付きのラブコメっぷりで実に羨ましくて、またけしからん限りで。

そんな“小雪”が、意外な伏兵“夕菜”の登場にヤキモキする様子も可愛らしい訳ですが、
ライバルが抱える悩みに対して積極的に関わっていく場面に彼女の成長を著しく感じる
ことができて、まるで親のような心温まるものがありました。いろいろと頑張ってます。

「猛毒の白雪姫」と呼ばれるきっかけとなった“小雪”の昔話。それが意外な角度から
投げかけられてもしっかりと過去と向き合い、前向きな結果を出せたのもまた良かった。
見守る“直哉”の男気ある対応にご褒美もあり、それが今後どう作用するが見ものです。

posted by 秋野ソラ at 00:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル