2020年08月28日

『ストライク・ザ・ブラッド22 暁の凱旋』

三雲岳斗 先生が贈る大人気学園アクションファンタジー。第22巻は異境と“カイン”の
遺産を押さえた“レン”に絃神島も握られた“古城”が徹底抗戦する完結巻となります。
(イラスト:マニャ子 先生)

https://dengekibunko.jp/product/stb/322003000221.html


“古城”に番う12人の「血の伴侶」を巡る女性陣の表に裏に見せる想いがまず面白くて。
中でも“紗矢華”が不本意ながら遂に本心をさらけ出す流れがお気に入り。その中でも
ヤキモチを焼くだけで最後の一歩が踏み込めない“雪菜”の言動がもどかしいのなんの。

駄洒落を考えるの大変そう、と登場する度にペースを崩される“ラードリー”の強さに、
“古城”へ決定的な一撃を与える“レン”に圧倒される流れを「血の伴侶」が覆す展開
には驚かされました。そして、この極限だからこそ“雪菜”が一歩踏み出せたことにも。

暴力的な「眷獣弾頭」の存在に秘められた“カイン”の希望、それを担う絃神島の奇跡。
異境や吸血鬼の位置づけも埒外の繋がりを魅せながら最後は「わたしたちのケンカ」で
締め括ってくれたのも見事。匂わせぶりな結末も興味津々ですがまずは祝・完結、です。

posted by 秋野ソラ at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル