2020年08月19日

『豚のレバーは加熱しろ(2回目)』

逆井卓馬 先生の「第26回電撃小説大賞・金賞」受賞作。第2巻はメステリアでの生活が
忘れられない主人公が同じ境遇の仲間と共に再び転移と“ジェス”との再会を試みます。
(イラスト:遠坂あさぎ 先生)

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黒豚姿のハンドルネーム“サノン”と共に“セレス”の元へ転生した豚の“ロリポーク”。
今回は“ジェス”とは別れ“セレス”の想い人、解放軍のリーダーとなった“ノット”を
救う旅に出るワケですが、相変わらずなトークを繰り広げる豚には安心感すら覚えます。

“ヴィース”から魔法を教わり、“イーヴィス”に記憶を封じられ、“シュラヴィス”の
許嫁として王都で過ごす“ジェス”。なぜこんなことをするのか、と悲憤慷慨する中で
打ち明けられる真実には“ジェス”に対する思い遣りが感じられて胸が熱くなりました。

その真実を汲んで“ジェス”とは赤の他人として振舞う“ロリポーク”の覚悟、中々に
真似のできることではないと感心させられます。“ノット”との繋がりも無視できない
様子ですし、今回も冴え渡った“ロリポーク”の推理は次も活かせるか、興味津々です。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル