2020年07月18日
「好きなライトノベルを投票しよう!! 2020年上期」エントリー
楽園ノイズ
【20上ラノベ投票/9784049131574】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187524340.html
数字で救う! 弱小国家(5) 勝利する者を描け。ただし敵は自軍より精鋭と大軍であるものとする。
【20上ラノベ投票/9784049128932】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187300035.html
今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります
【20上ラノベ投票/9784040643236】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187117950.html
探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる
【20上ラノベ投票/9784040646619】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187573579.html
継母の連れ子が元カノだった(4) ファースト・キスが布告する
【20上ラノベ投票/9784041091647】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187389666.html
りゅうおうのおしごと!(12)
【20上ラノベ投票/9784815605339】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187248402.html
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
【20上ラノベ投票/9784086313568】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187224138.html
ヤンキーやめろ。メイドにしてやる
【20上ラノベ投票/9784065187364】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187168204.html
プロペラオペラ(2)
【20上ラノベ投票/9784094518344】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187324361.html
Unnamed Memory V 祈りへと至る沈黙
【20上ラノベ投票/9784049128048】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/187644994.html
◆ 好きなライトノベルを投票しよう!! - 2020年上期
https://lightnovel.jp/best/2020_01-06/
2020年07月17日
『六畳間の侵略者!? 35』
健速 先生が贈る人気シリーズ。通算37冊目は第五皇女の参戦と共に“ラルグウィン”の
残党拠点を攻撃すると決めた“孝太郎”たちに思いがけない新兵器が立ちはだかります。
(イラスト/ポコ 先生)
【 http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/910.html 】
“ヴァンダリオン”の内乱において青騎士に手を貸すことのできなかったお家事情を抱え
援軍として“ネフィルフォラン”。武家の家で育った彼女の実直さと、意外にミーハーな
ところが良い対比で実に可愛らしい。六畳間の面々を見て驚く目線も新鮮で微笑ましい。
対する“ラルグウィン”陣営が用意した霊子力兵器。まだ試作の段階とは言え、青騎士が
見せつけてきた強さの秘密に近づいた点は見逃せない。突然の強襲に動揺する兵士たちの
士気を奮い立たせる統率力や、何より“孝太郎”に一矢報いる戦いぶりは魅せてくれます。
苦戦を強いられながらも六畳間の面々が活躍する姿を見せる結果として“ラルグウィン”
を追い詰める“孝太郎”。因縁の対決もいよいよ決着か、というその瞬間に思いがけない
横槍が。これには読み手としても驚かされるワケですが、新たな敵の思惑に要注目です。
残党拠点を攻撃すると決めた“孝太郎”たちに思いがけない新兵器が立ちはだかります。
(イラスト/ポコ 先生)
【 http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/910.html 】
“ヴァンダリオン”の内乱において青騎士に手を貸すことのできなかったお家事情を抱え
援軍として“ネフィルフォラン”。武家の家で育った彼女の実直さと、意外にミーハーな
ところが良い対比で実に可愛らしい。六畳間の面々を見て驚く目線も新鮮で微笑ましい。
対する“ラルグウィン”陣営が用意した霊子力兵器。まだ試作の段階とは言え、青騎士が
見せつけてきた強さの秘密に近づいた点は見逃せない。突然の強襲に動揺する兵士たちの
士気を奮い立たせる統率力や、何より“孝太郎”に一矢報いる戦いぶりは魅せてくれます。
苦戦を強いられながらも六畳間の面々が活躍する姿を見せる結果として“ラルグウィン”
を追い詰める“孝太郎”。因縁の対決もいよいよ決着か、というその瞬間に思いがけない
横槍が。これには読み手としても驚かされるワケですが、新たな敵の思惑に要注目です。
2020年07月16日
『ぼくたちのリメイク Ver.β 2』
木緒なち 先生が贈る大人気シリーズのスピンオフ。サクシードソフトで働くことになった
“恭也”に常務の悪意が降り注ぐ中、“河瀬川”たちと共に「青春やり直し」を図ります。
(イラスト:えれっと 先生)
【 https://mfbunkoj.jp/product/bokutachi-remake/322002002164.html 】
第13開発部で常務に一泡吹かせてやったかと思えば、第2開発部へ栄転という名の別離を
余儀なくされる“恭也”。ここで登場の“九路田”が味のある脇役ぶりを魅せてくれます。
常務への対抗策を模索する新たな場所においても問題山積なのが、世知辛くて胃にきます。
本編では手を取り合って青春真っ只中な人生を謳歌するメンバーの一人、本作では“京一”
と良い作品を作るために真っ向勝負を仕掛ける“恭也”。その軸のぶれない姿勢には頭の
下がる思いでいっぱいです・・・その上を行く常務の魔の手が執拗すぎて腹が立ちますけど。
前巻以上に絶望的な状況へ追い込まれてもなお引っくり返せるか。“恭也”の悪あがきが
思わぬ方向へと繋がっていくエピローグは驚き半分、不安半分で。せめて“河瀬川”には
報われてほしい、幸せになってくれ、と願うばかり。次巻の展開も興味津々という所です。
“恭也”に常務の悪意が降り注ぐ中、“河瀬川”たちと共に「青春やり直し」を図ります。
(イラスト:えれっと 先生)
【 https://mfbunkoj.jp/product/bokutachi-remake/322002002164.html 】
第13開発部で常務に一泡吹かせてやったかと思えば、第2開発部へ栄転という名の別離を
余儀なくされる“恭也”。ここで登場の“九路田”が味のある脇役ぶりを魅せてくれます。
常務への対抗策を模索する新たな場所においても問題山積なのが、世知辛くて胃にきます。
本編では手を取り合って青春真っ只中な人生を謳歌するメンバーの一人、本作では“京一”
と良い作品を作るために真っ向勝負を仕掛ける“恭也”。その軸のぶれない姿勢には頭の
下がる思いでいっぱいです・・・その上を行く常務の魔の手が執拗すぎて腹が立ちますけど。
前巻以上に絶望的な状況へ追い込まれてもなお引っくり返せるか。“恭也”の悪あがきが
思わぬ方向へと繋がっていくエピローグは驚き半分、不安半分で。せめて“河瀬川”には
報われてほしい、幸せになってくれ、と願うばかり。次巻の展開も興味津々という所です。
2020年07月15日
『六人のお嬢様戦争をオレだけが攻略できる』
築地俊彦 先生が贈る新作は六人六色のかわいいお嬢様ラブコメ。生徒会6人のお嬢様が
仲違いすると学園を支える寄付金に影響すると知った少年が、問題解決のため奔走します。
(イラスト:フミオ 先生)
【 https://famitsubunko.jp/product/321905000186.html 】
私立華凰学園の「六麗」、裕福な家庭のお嬢様6人が集う生徒会の部屋は使われずじまい。
新人の“茜”から説明を受けた“雪人”は考古学者の父と世界中を旅した経験を買われて
対応に乗り出す。仲良しだったはずの彼女たちが急に顔も合わせなくなった理由とは──。
“雪人”の妹“メグ”の家庭教師を口実に探りを入れても、“稟果”からは距離を離され、
“琴絵”にはスケッチブックを使われ、“クララ”と“硬”は友達のはずなのに仲が悪く、
そして生徒会長“紀良”は全てを知りながら語らず、と八方塞がりで解決策が読めません。
6人のお嬢様と交流を重ねる中で掴んだ、ある人物の秘密。そこから畳みかけるように
筋道をつけていく展開が爽快で、明かされた6人が仲違いした真相は思いがけない引きを
もたらします。ラブコメに謎解きを加えたような構成が興味深い作品で先が気になります。
仲違いすると学園を支える寄付金に影響すると知った少年が、問題解決のため奔走します。
(イラスト:フミオ 先生)
【 https://famitsubunko.jp/product/321905000186.html 】
私立華凰学園の「六麗」、裕福な家庭のお嬢様6人が集う生徒会の部屋は使われずじまい。
新人の“茜”から説明を受けた“雪人”は考古学者の父と世界中を旅した経験を買われて
対応に乗り出す。仲良しだったはずの彼女たちが急に顔も合わせなくなった理由とは──。
“雪人”の妹“メグ”の家庭教師を口実に探りを入れても、“稟果”からは距離を離され、
“琴絵”にはスケッチブックを使われ、“クララ”と“硬”は友達のはずなのに仲が悪く、
そして生徒会長“紀良”は全てを知りながら語らず、と八方塞がりで解決策が読めません。
6人のお嬢様と交流を重ねる中で掴んだ、ある人物の秘密。そこから畳みかけるように
筋道をつけていく展開が爽快で、明かされた6人が仲違いした真相は思いがけない引きを
もたらします。ラブコメに謎解きを加えたような構成が興味深い作品で先が気になります。
2020年07月14日
『転生魔王のジュリエット 2』
久慈マサムネ 先生が贈る恋愛×バトル学園ファンタジー。第2巻は北方魔族の最前線たる
アブソリュート帝国で身分違いの恋に悩む男女を応援する“ハルト”らの活躍を描きます。
(イラスト:みやま零 先生)
【 https://fantasiabunko.jp/product/202002juliet/321910001008.html 】
政略結婚が前提とは言え“イリス”に“ヴァリオ”という婚約者がいたことにヤキモチを
焼く“ハルト”の姿に「愛されてる〜」と微笑ましくなります。“ヴァリオ”付のメイド
“リーナ”が主人を想い、彼もまた、となれば肩入れしたくなるのも人情味のある話で。
そんな許されぬ恋路すら利用してくる敵のえげつなさもさることながら、「転生婚礼」に
めっぽう弱い“イリス”の色気たるや。“ハルト”が硬派な漢じゃなかったら話が即終了
していてもおかしくない展開。同情を禁じ得ない彼ですが、どうにか逃げ切ってほしい所。
応援される側の“ヴァリオ”としても、“ハルト”が生半可な気持ちで応援しているワケ
ではないことを、彼が示す技の、そして心の強さをもって思い知らされて心折れてくれる
結末も素敵でした。後押しするのもいいですが、彼自身の恋も好転を期待したいものです。
アブソリュート帝国で身分違いの恋に悩む男女を応援する“ハルト”らの活躍を描きます。
(イラスト:みやま零 先生)
【 https://fantasiabunko.jp/product/202002juliet/321910001008.html 】
政略結婚が前提とは言え“イリス”に“ヴァリオ”という婚約者がいたことにヤキモチを
焼く“ハルト”の姿に「愛されてる〜」と微笑ましくなります。“ヴァリオ”付のメイド
“リーナ”が主人を想い、彼もまた、となれば肩入れしたくなるのも人情味のある話で。
そんな許されぬ恋路すら利用してくる敵のえげつなさもさることながら、「転生婚礼」に
めっぽう弱い“イリス”の色気たるや。“ハルト”が硬派な漢じゃなかったら話が即終了
していてもおかしくない展開。同情を禁じ得ない彼ですが、どうにか逃げ切ってほしい所。
応援される側の“ヴァリオ”としても、“ハルト”が生半可な気持ちで応援しているワケ
ではないことを、彼が示す技の、そして心の強さをもって思い知らされて心折れてくれる
結末も素敵でした。後押しするのもいいですが、彼自身の恋も好転を期待したいものです。