2020年06月03日

『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる14』

約二年半の刊行となる、裕時悠示 先生の甘修羅らぶコメ。第14巻は「偽彼氏」の関係を
打ち明ける“真涼”に対して“愛衣”や“千和”がどう反応するか、注目の修羅場です。
(イラスト:るろお 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4815606213.html


雑誌「パチレモン」の復刊プロデュースに気負う“真涼”の本質を見定める父親のテスト。
奇しくもこれが彼女の未だ抱える心の弱さを露呈することになる訳ですが、そこから更に
“愛衣”や“千和”との関係を結び直す契機にも繋がるのだから何が起こるか分からない。

仲間からの叱咤激励を受け、ジョナサンの言葉を胸に、大粒の涙を乗り越え、余裕綽々な
父親に一矢報いる。「サマーリバー真涼」として復活を遂げるその姿、いかにも“真涼”
らしい復活劇に喜びが胸に湧くのを覚えました。一時はどうなることやら、な話でしたが。

“姫香”以外の「自演乙」メンバーにも、それこそ世界中から注目が集まって血気盛んな
状況の中、“鋭太”はハーレムルートという結末を、居場所を築き上げることが出来るか。
いよいよ牙を剥く「あの人」の存在にその命運は掛かっています。次巻へ大いに期待です。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル