2020年05月28日

『リベリオ・マキナ4 ―《白檀式改》紫陽花の永遠性―』

ミサキナギ 先生が贈る正義と反抗の バトル・ファンタジー。第4巻は“水無月”を失い
気落ちする“カノン”たちが吸血鬼王と手を組み“ハウエルズ”との徹底抗戦に臨みます。
(イラスト:れい亜 先生)

https://dengekibunko.jp/product/machina/321907000710.html


強硬策に異を唱える者も現れ、綻びが見える“ハウエルズ”陣営。その隙を逃さず人間と
吸血鬼が共に暮らせる「ヘルヴァイツ新共和国」を興すため“ロード”が目をつけたのが
失意の涙を流す“カノン”。運命の過酷さを呪わずにはいられない、辛い展開が続きます。

“カノン”もへこたれたままではいられない、ということで“水無月”に似た“紫陽花”
を独自に作り上げ、胸に残る熱量を彼に向け直す健気さがいじらしい。その姿を見つめる
「彼」が秘密を抱えながら、過去の自分を振り返って悶える転がっているとも知らずに。

“リタ”も知らず知らずのうちに「彼」に本心をひけらかしてしまう展開も微笑ましい。
“ハウエルズ”との決戦を経て、“ユーリ”だけが知っていた秘密も明らかとなった時に
迎える大団円に胸をなでおろしつつ、新たな物語の幕が開くことをただ願うばかりです。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル