2020年05月06日

『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い2』

猿渡かざみ 先生が贈る甘々青春ラブコメ。第2巻は“颯太”と恋仲になった“こはる”が
海水浴に出かける機会を得ながらも、気恥ずかしさから距離を詰めかねる様子を描きます。
(イラスト:Aちき 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094518382


かき氷デートでの進展のなさに“蓮”をはじめとする関係者からダメ出しをくらう“颯太”。
そんな彼が恋愛指南を頼む先が“凛香”というのも情けない感じですが、話を聞く彼女に
してみれば拷問でしかなく。ましてや“こはる”からも、となると報われなさが半端ない。

そんな2人が旅先で出会う“円花”に、特に“こはる”が救われていく様子が微笑ましい。
同じ「恋する乙女」として、性格は違えど仲間意識が芽生えていく感じに心が温まります。
あの場面で“颯太”がちゃんと「恋人、なんで」と言えたことに賞賛の拍手を送りたい所。

“こはる”が「塩対応の佐藤さん」だと忘れさせないよう父親がその役割を担ってくれて
いることに思わず同情の念を禁じ得ない中、“円花”にも遅い春が来たことを祝福したい。
意外と大胆なシチュエーションもこなす2人の想いがどう加速するか見守りたい所存です。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル