TVアニメ放映に向け準備が進む、秋 先生が贈る「小説家になろう」投稿作の書籍化作品。
第6巻は“アノス”が妹と“アルカナ”の結びつきを確かめるべく神竜の国を訪れます。
(イラスト:しずまよしのり 先生)
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記録と記憶を司る痕跡神を求め“アノス”が交渉に臨むジオルダルの教皇“ゴルロアナ”。
“アヒデ”の地上侵略などを楯に何度切り崩しを図るも、全く譲らない教皇の強気な姿勢。
未来神“ナフタ”も余裕で退けた彼が教皇に対してどう圧倒してくれるか楽しみな布石で。
“アノス”に身を寄せて身を寄せて過去を探り続ける“アルカナ”、2人が知る「妹」の
好きな「嘘つきドーラ」という物語。その主人公“ドーラ”が彼女の存在を語る上で鍵を
握ることになる上に、彼が彼女を救う、ということの本質を突くことになるのが興味深い。
避けられぬ運命にある“ゴルロアナ”との直接対決。決め手となるのが、まさかアレとは。
愛の力は恐ろしい、というか力強いというか。“アノス”の理解力の高さに驚かされます。
「竜」との因縁も気になる所ですが、まずは新たな窮地をどう振り払うのか期待してます。