2020年03月31日

『リベリオ・マキナ3 ―《白檀式改》桜花の到達点―』

舘津テト 先生のコミックス1巻も発売を迎えた、ミサキナギ 先生が贈る正義と反抗の
バトル・ファンタジー。第3巻は“カノン”の窮地を前に“水無月”が覚悟を決めます。
(イラスト:れい亜 先生)

https://dengekibunko.jp/product/machina/321907000709.html


「HW式」の導入を皮切りにヴァンパイア排斥の風潮を国内に根付かせる“ハウエルズ”。
オートマタコンテストも戦闘可能なものに限定され、彼の術中に嵌まる“カノン”の
不憫さたるや。“水無月”の失言もまさに泣きっ面に蜂で思わず同情を禁じ得ません。

逆境を覆す秘策として、コンテストを「HW式」が持つ人工頭脳の秘密を暴く場とすべく
“カノン”が送り出す家庭用オートマタ“桜花”の可愛らしさ、そして相反する強さ。
辛酸をなめる“リタ”たちヴァンパイア側の見解も認識できて希望が持てる話運びです。

人を、想いを、そして夢を手のひらで転がし続ける“ハウエルズ”に対し“カノン”が
一矢報いることができるか。手に汗握る展開、そして激闘の果てに迎えた想定外の結末。
“水無月”が信念を譲らなかったその姿は終わりの始まりか、話の行方が気になります。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル