2020年03月27日

『猫と竜 竜のお見合いと空飛ぶ猫』

シリーズ累計22万部を超す、アマラ 先生が贈る猫と竜そして人間が紡ぐファンタジー作品。
4冊目は母猫が猫竜たちのお見合い実現に向けて奔走するなど、賑やかな日常を描きます。
(イラスト:大熊まい 先生)

https://tkj.jp/book/?cd=TD002501


楽をするための苦労は進んでする魔法使い“ガリー”の相変わらずな姿や、彼女が進路に
悩む様子を知りつつ冒険者への勧誘に余念がない王子“スタン”のこだわりが微笑ましい。
紆余曲折を経て決まった彼女の勤め先には長く続く縁を感じさせて思わずニヨニヨします。

“グレーターデーモン”がふと呟く「母猫が育てた」という彼や“猫竜”の兄や姉の存在。
彼らだけでも一冊の本にまとまるくらいの驚くべきエピソードにも関わらず、その兄姉も
超弩級。これはもはや、母猫が世界の命運を握っているといっても過言ではありません。

そんな母猫が“アンネロッサ”と意気投合して年寄りのお節介ぶりを披露して周囲を困惑
させる一方、“ゼバスタフ”と“トルクラルス”が寄る年波に勝てぬと気落ちする様子は
対称的・・・かと思えば騎士道精神を貫く頑健さには脱帽しました。見習いたいくらいです。

posted by 秋野ソラ at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル