2020年03月26日

『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX 序章編』

川上稔 先生が贈る大人気戦国学園ファンタジー。「電撃文庫」にて完結を迎えた本作が
「電撃の新文芸」にて再スタート。ダイジェストやアイコントークなど新要素も満載です。
(イラスト:さとやす 先生(TENKY))

https://dengekibunko.jp/product/horizon/321910000102.html


「歴史再現」とは何ぞや。話の軸を担う設定の数々をB6判に広がった紙面を活用し、要約
しながら分かりやすく魅せることによりここからでもシリーズを読み始められる親切設計。
アイコン表示で話し手を可視化することで、登場人物の多さをカバーしてくれるのも救い。

末世解決の後、世に溢れた情報が地脈に負荷を掛けたことで発生する様々な怪異を鎮める。
手始めとして武蔵内の歴史再生に臨むことで29冊に渡る物語を「再履修」しながら武蔵の
面々も「過去をどう認識していたか」を示してくれて、既読者も追加要素で楽しめる構成。

厚い紙幅を読み進めた中で蓄積したお気に入りの場面を思い出させてくれて感慨深いです。
さとやす先生が描いてきた挿絵も数多く収録されており画集として見る楽しさもあるかと。
「どこから読んでもいいスタイル」からどんなエピソードが生まれるのか、興味津々です。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル