2020年03月25日

『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第五部「女神の化身1」』

香月美夜 先生が贈る大人気ビブリア・ファンタジー。 第五部最1巻は“フェルディナンド”
を送り出した“ローゼマイン”が貴族院3年生となり、野望に向けて忙しなく動き回ります。
(イラスト:椎名優 先生)

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“ローゼマイン”を疎ましく思う勢力の悪意、「粛清」の顛末をもってしても衰えを知らず。
それでも自分の図書館を充実させるべく邁進する彼女の姿は頼もしくもあり勇ましくもあり。
血気盛んな彼女に遠く離れた身でありながら釘を刺す“フェルディナンド”には流石の一言。

神の加護を得る儀式で多くの加護を得る、という“ローゼマイン”も体験した不思議話から
ある事実を突き止めたエピソード。その影響がもたらす彼女の変化、そして価値の底上げは
今後の更なる騒動に向けた対策でもあるのかも知れない、と思うと素直に喜べない雰囲気で。

「粛清」関連の話で印象的なのは“グレーティア”が“ローゼマイン”に示した決死の覚悟。
まさに苦渋の決断といった所で同情しながらも名捧げした相手に尽くしてくれたらと祈らず
にはいられません。“ヒルデブラント”王子が示す決意の行方も気になる次巻が楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル