2020年03月06日

『おいしいベランダ。 8番線ホームのベンチとサイダー』

竹岡葉月 先生が贈る大好評・園芸ライフラブストーリー。第8巻は神戸に仕事の拠点を
移す“葉二”と共に歩む人生を夢見て、関西での就職活動に臨む“まもり”が奮闘します。
(イラスト:おかざきおか 先生)

https://lbunko.kadokawa.co.jp/product/oishiiberanda/321808000697.html


“葉二”の実家にご挨拶、ということで両親に対し彼には何も不安要素がないはずが兄の
“香一”が突如現れて爆弾発言を投下。怒り心頭の母親が感情を持て余し家出をするのも
無理はなく。そんな中でも“まもり”がご両親の心証を良くするあたりは流石の成長ぶり。

神戸への引っ越しを手伝う“まもり”が“葉二”の元同僚“勇魚”と改めて顔を合わせて
為人を掴み合うエピソードは「神戸編」の始まりを実感させます。環境の変化が新天地に
おける未知なる発見の楽しみも予感させて、不安だけでなく期待もあることを窺わせます。

立ち上げたデザイン事務所で代表を務める“葉二”のストイックな仕事ぶり。それに対し
プライベートの愛らしさに所員たちが微笑ましさを覚える中、“まもり”が就活に苦しみ、
関西で仕事を見つける意味を見失わず、嬉し涙を流すまでの顛末は必見で、胸を打ちます。

posted by 秋野ソラ at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル