2020年01月03日

『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦8』

満を持してのアニメ化が決定した、細音啓 先生が贈る大人気王道ファンタジー。第7巻は
女王代理となった“アリス”が、陰謀を暴くべく“シスベル”救出の手立てを模索します。
(イラスト:猫鍋蒼 先生)

https://fantasiabunko.jp/product/201705kimitoboku/321901000625.html


ヒュドラ家“タリスマン”の強かさに内心で苛立つを見せる“アリス”。彼女の気持ちに
共感を覚える中で進んでいく彼らの謀略と、それを何とか覆そうと手を尽くす彼女たちと
水面下の攻防が緊張感を誘います。まだまだ相手の方が上手そうなのが実にもどかしい。

一方で“シスベル”救出に向け準備を進める“イスカ”は、シリアスな局面でありながら
コメディな場面に遭遇し続ける羨ましくもけしからんワケで。“アリス”にとって安息の
ひと時になった気がするのでそれはそれで良し。刺激的な「おべんきょう」はさて置いて。

今回新たに立ちはだかる“ミゼルヒビィ”、その実力は別ベクトルで力強さを見せつけて
手に汗握らせるものがあります。“イスカ”もやられっぱなしじゃない所がまた見どころ。
間に立って巻き添えを食う“燐”を応援しつつ、彼の努力が実る時を待ちたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル