望公太 先生が贈る純愛・甘々ラブコメディ。第4巻は夏休みを利用して“薫”が“姫”と
交際を順調に進める中、周囲の環境が、そして2人の関係が思いがけない展開を迎えます。
(イラスト:ななせめるち 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4815601997.html 】
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JKコスでいたたまれない姿を披露してしまう“姫”。相変わらずな彼女を前に大人な対応を
示す“薫”を見て自分に母性がないと自覚するその様子は申し訳ないが笑いがこみ上げます。
いや、浴衣姿とか艶っぽいですし、あの顛末は母性に溢れまくっていてごちそうさまでした。
そんな二人の交際を応援してくれる“妃”が抱く恋の悩みが、今巻のもう一つのテーマとも
言えましょう。まさにオトナのお付き合いを前にどう反応するか。“姫”の反応も、“薫”
のコメントも、その他あれこれ一理あるだけに考えさせられます。結局は当人次第ですけど。
更に本筋から離れたところで進行する“浦野”と“咲”の距離感の変化にも注目したい所で
やりとりの一つ一つに思わずニヨニヨしてしまいます。今巻で“妃”があることに気付くの
ですがまさかあんなシチュエーションでくるとは思いも寄らず。これは続きが見逃せません。