さがら総 先生が贈る年の差四角関係お仕事ラブコメ。第5巻は“天神”が初代担当の企画
を前にして“ヤヤ”の才能、そして自身の作家としての生き様と向き合うことになります。
(イラスト:ももこ 先生)
【 https://mfbunkoj.jp/product/oshiego-kyohaku/321904000158.html 】
初代担当との会合の場、箱根。“天神”と“ヤヤ”は意を決して足を運んだが当人は不在。
そこへなぜか“星花”や“冬燕”も登場し、あらぬ誤解が誤解を生む騒乱のスパイラルへ。
更に現担当“志辺里”が倒れているのが見つかりスマホには「犯人はおまえだ」の文字が。
いきなり探偵もののノリを醸し出したかと思えば誰もが思い当たるフシがあると自白の嵐。
“天神”もいつも以上に頭を悩ませる事態はコミカルですが、ダイイングメッセージにも
似たあの文字が意味する所がラノベ業界の闇を象徴するかのようなあの場面に繋がるとは。
今巻はより一段と「才能」について考えさせられる展開で、特にラノベ作家を目指す方は
目を通しておくと価値観を揺さぶられるかも知れません。何も気づかない“星花”に対し
“ヤヤ”の進む道は気になりますし、“天神”は作家人生にどう結論を出すのか注目です。