「コミックアライブ」にて えかきびと 先生によるマンガ連載が始まる、長田信織 先生の
救国戦記ファンタジー。第4巻は前巻から5年後の世界にて新たな火種が燻ぶり始めます。
(イラスト:紅緒 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/su-suku/321904000057.html 】
“トゥーナ”が示す「正しい愛の数式」を“ナオキ”が軽々論破できるほど“ソアラ”が
益々ご成長あそばされしこと、お慶び申し上げます。というか、187ページの挿絵すげぇ。
そんな彼女ですが、話の先々で相変わらずかわいそうぶりを発揮してくれて安心しました。
福音派同盟を楯に旧敵から派兵を迫られるファヴェール王国。誓連会との戦争まったなし、
そんな状況で“ナオキ”が“ソアラ”の顔色を窺いつつ密かに進めるある計画が夫婦仲に
水を差すかと思えばアレだから公認の愛人“テレンティア”の有能ぶりが光るというもの。
今巻の顛末で魔術師というか魔王ぶりを発揮する“ナオキ”以外にも、一方通行な想いが
もどかしい“オードッグ”、愛らしい“カタリナ”や“ルーカス”といった“ナオキ”の
子供たち等、次代を担う者たちの行方も気になります。次巻も魅せてくれると期待します。