早くもコミカライズが決定した 七野りく 先生が贈る魔法革命ファンタジー。第3巻は心の
奥底で絶望や嫉妬の渦を巻く“ステラ”の自信回復に“アレン”が手を貸すことになります。
(イラスト:cura 先生)
【 https://fantasiabunko.jp/product/201812koujodenka/321903000053.html 】
“ステラ”失踪。その決定的な要因を作り出した“フェリシア”の「ある決意」にも大きく
関わることになる“アレン”。その決意に至るまでのあれやこれやを見るに家庭教師意外の
立場でも厳しさと優しさを上手く使い分けていて、彼の「天性の年下殺し」ぶりが光ります。
親友を気遣う“カレン”に配慮して動く“アレン”。悩みを打ち明ける“ステラ”に対して
「デートしましょう」とかあんなことを言いだすから“リディヤ”が「火焔鳥」を引っ張り
出してきたりしちゃう訳ですけど、そこがまた面白いですし見ていて実に微笑ましかったり。
思いがけない勝負が繰り広げられる間、ある意味で渦中の人である“ギル”が“アレン”に
対して示す2種類の態度、その落差にもご注目。彼も良い後輩ぶりを魅せてくれています。
誰の代わりでもない、“ステラ”が“ステラ”として自立する勇姿をぜひぜひご覧ください。