2019年06月13日

『道化か毒か錬金術 2』

水城正太郎 先生が贈る錬金術アクション。第2巻は皇帝からの要請で宗教紛争にまつわる
悪魔の調査に純正聖教ご推薦の学生をパートナーに加えて“アルト”たちが乗り出します。
(イラスト/Ume 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/843.html


冒頭で見せたスパイ養成学校での“エイヴリー”に関する逸話。気難しいというか融通が
利かない感じ学生である彼が純正聖教から推薦を受けた理由。それを巡ってここまで話が
発展するとは。“アルト”とはまた違う自分勝手に振り回された彼には切なさが募ります。

今回登場する悪魔に対抗すべく「混沌の蝶」と手を結ぶことも選択肢に入れる“アルト”。
そんな彼に“イングリド”が猛抗議するもいつもの手癖の悪さで懐柔されるあたりは良い
相棒ぶりをみせているな、と感じます。“ロサ”も付き合いがよくて見ていて面白いです。

冒頭で皇帝“ジャン”が“アルト”に向けた感情、というか仕掛けに“イングリド”共々
驚かされたものですが、巻末まで読み進めてそのこじらせ具合は想像以上で更にビックリ。
思い通りにさせないために内に外にと活動し続ける“アルト”に同情を禁じ得ない所です。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル