2019年02月08日

『ヒトよ、最弱なる牙を以て世界を灯す剣となれ2 グラファリア叙事詩』

上総朋大 先生が贈る戦記ファンタジー。第2巻は“ライバー”の犠牲を乗り越え躍進を
続ける“ヘネシー”たちを前に“ワーテイス”が要塞兵器を持ち出して蹂躙を図ります。
(イラスト:細居美恵子 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321803001765


「浮遊城」という反則技を持ち出されても慌てずに“ジノ”が提示した秘策「秋風の陣」。
その鼻を明かす“カルウラ”の猛威に彼らがどう対応するかは見所の一つと言えましょう。
“ワーテイス”との決戦を経て成長を見せる“ターシャ”の変化にもご注目いただきたい。

また、戦乱の鍵を握る“グレン”伯爵との展開の読み合い、そして彼が掴んでいた“ジノ”
ですら知らない情報の数々。それらから彼の姉かもしれないという漆黒の魔女“イーラ”の
立ち位置がますます意味深長な色合いを見せてきます。彼を上回るスペックが気になる所。

軍師としての役割を十二分に果たしてきた“ジノ”を「人間だから」と軽んじる者もなく
まとまっていく“ヘネシー”たち。彼女も軍師に驚かされるだけの存在ではない食わせ者
として見せ場を示してきましたし、魔女とどう対抗していくのか期待したい話の流れです。

posted by 秋野ソラ at 00:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル