2018年06月11日

『好きって言えない彼女じゃダメですか? 帆影さんはライトノベルを合理的に読みすぎる』

玩具堂 先生が贈る新作は、ライトノベルをもとに不可思議な理論を展開する少女とその
彼氏のはずの少年、彼女の言動に振り回される彼の妹、3人を軸に描かれるラブコメです。
(イラスト:イセ川ヤスタカ 先生)

https://sneakerbunko.jp/product/hokagesan/321803000497.html


ある事情から毛嫌いするラノベのことをこれまた嫌いな兄に教えを乞うことになる“映”。
“天太”は漫研の“伊井坂”を紹介するが早速、女性キャラが胸を強調する絵に噛みつく。
そこへ文芸部員の“帆影”が、それは「人類の本質に関わる話」だと持論を展開する──。

胸にコンプレックスを抱く“映”に対して殊更「おっぱい」を連呼したり、壮大な話へと
繋げたり、奇矯な女の子という印象を受ける“帆影”。彼氏であるはずの『天太』が首を
傾げたくなるのも納得で。それにしても『子ひつじは迷わない』の使い方は絶妙でした。

“映”がラノベのことを知ろうとした契機にも関与してくる“帆影”の誤解を招く発言の
数々を訝しむのも無理はなく。“帆影”も自覚していますが最後まで読めばその不信感は
払拭され、謎多き彼女が可愛いと目に映ること間違いなし。推していきたいラブコメです。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル