2018年06月04日

『自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?4』

三河ごーすと 先生が贈る学園ゲーム系頭脳バトル。第4巻は執拗に狙ってくる“水葉”と
対峙する“紅蓮”がその対決を、そして脱出ゲームをどう攻略するのか注目が集まります。
(イラスト:ねこめたる 先生)

https://mfbunkoj.jp/product/f-rank/321802000561.html
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF02200276010000_68/


“フラヴィア”の絶対的な幸運に“朝人”が対抗できるのか。これだけでも有利・不利が
交錯する熱い展開です。その上、二人の勝負に“紅蓮”が思いがけない方向から介入する
ものだから、なお面白い。彼女の能力と共に隠している秘密も興味深いものがありました。

羨望する人になりたくて変わった“水葉”と、あくまで妹のためにと変わらない“紅蓮”。
真剣勝負をしたくてたまらない彼女に対して、ひたすら精神的な圧力を仕掛けていく彼の
思い描く「勝利」の形がまた予想外で、よく考えついたものだと感心するしかありません。

“可憐”の期待に応えながらも、思わぬ横槍で絶句されられる“紅蓮”。彼が今回の件を
経て、かねてから求める日常を「彼女」に託す場面がまた印象深い。見開きの絵も込みで。
ラストの挿絵とあの一言も不穏当だし、引きも気になるし、で続きも楽しみと言えるかと。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル