okama 先生によるコミカライズと、書き下ろしシナリオでのオーディオドラマ化が決定した
細音啓 先生が贈る王道ファンタジー。第4巻は“イスカ”と“シスベル”の再会が軸です。
(イラスト:猫鍋蒼 先生)
【 http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321707001015 】
突如もたらされた強制休暇を利用しオアシスで長く羽を伸ばすことになる“イスカ”たち。
ただ“ミスミス”が魔女だとバレないように策を図る時間は限られており焦りは募ります。
そんな事を知る由もない“アリス”が女王補佐の仕事に追われる姿は対照的で微笑ましい。
“イスカ”が呆れるほどの因果でもって再会を果たす“シスベル”。彼女だけが知る怪物
への対抗策として彼を味方に求める願望と、それを知ってもなお1年前と何ら変わらない
決意で彼女を突き放す“イスカ”の理想。“アリス”とはまた違う縁の結び方が絶妙です。
その2人に割って入る皇庁内の暗い野望の牙。“イスカ”もとことんツキがなくて苦笑い。
“ミスミス”も思わぬ形で目をつけられますし、“アリス”にもライバル登場で見所満載。
“シスベル”が、そして“イリーティア”がどう手持ちのカードを切るか実に楽しみです。