2018年02月12日

-インフィニット・デンドログラム- 6.〈月世の会〉』

「このラノ2018」で新作2位&総合3位! 海道左近 先生の大人気VRMMO ファンタジー。
第6巻は宗教クランのトップ“月夜”に“レイ”たちが色々振り回される様子を描きます。
(イラスト/タイキ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/765.html


自由奔放な“月夜”に体のいいオモチャ扱いされる“レイ”。その圧倒的な力の差を前に
しても打開策を見出そうとする彼とは対称的に足手まといさが内心拭えない“ネメシス”。
“月夜”のパートナーである“カグヤ”に優しく、そして厳しく諭される内容もシビア。

救援に駆けつけた“フィガロ”に任せっきりにしないところも“レイ”らしさが窺えます。
そして“玲二”が“レイ”であることに気付かれる事案が連続して発生するあたり、彼に
とって不幸なようで救われる話。面白い所から縁を繋いでいくのが先々どう繋がるか注目。

“月夜”を支える“月影”との接触が思わぬ因縁をつけられる契機になるあたり、騒動を
呼ぶ男としか言えない“レイ”。「みたらし」の名にふさわしい結果をもたらすあたりは
彼の人徳かと。そんな中で“ネメシス”に突如訪れる変化が何を意味するか気になります。

posted by 秋野ソラ at 01:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル