2018年01月25日

『やがて恋するヴィヴィ・レイン 5』

犬村小六 先生が贈る、恋と会戦の物語。第5巻は“ファニア”を介し、世界を巻き込んだ
“ルカ”と“ジェミニ”の対決の行方、“アステル”のリミットが訪れる瞬間に触れます。
(イラスト:岩崎美奈子 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094517163


下からの革命で共和国内を纏める“ルカ”。上からの革命で帝国内を固める“ジェミニ”。
彼らの三角関係に巻き込まれた世界がその真意も知らず戦争の緊張下に晒される悲劇的で、
喜劇的で。外から見守るしかない“ファニア”のもどかしさがひしひしと伝わってきます。

“カミーユ”からの進言を受け止め返答した“ルカ”の覚悟が何ともバカ正直で真っ直ぐで。
あの場面は強く印象に残ります。そして“アステル”の手の甲に示された数字の意味を直接
聞いた彼が打ち明けた本音がまた切なくて。どれだけ報われないのかと思わずにいられない。

「楽園(ヴァルハラ)で会おう」そう誓った“ルカ”たちは“ジェミニ”が用意する秘策を
打ち破ることが出来るのか。“ファニア”の手の甲にある数字がゼロとなったとき判明する
真実は物語をどう動かすか。地上を超えて世界を揺るがす彼の願い、その行く末に注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル