2017年12月26日

『キラプリおじさんと幼女先輩(3)』

岩沢藍 先生が贈る、女児向けアイドルアーケードゲームに情熱を注ぐ少年少女のラブコメ。
第3巻は九州最強の幼女先輩に敗れた“翔吾”と“千鶴”がタッグを組んで再戦に臨みます。
(イラスト/Mika Pikazo 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893522-7/


全国キラプリ大会、その予選会場である博多で着物コーデの〈りんご〉で圧勝した“林檎”
から「友達なんかといるから負けたの」と告げられる“千鶴”たち。個人戦を逃した二人に
残された道はペア枠での出場のみ。曲との完璧なシンクロが必要な難題に頭を悩ませます。

そこで“夕美”から提案される同居生活。さらに“林檎”が練習の場とするゲーセンでの
修練の日々。そして見えてくる“林檎”のソロプレイへのこだわりに結び付く因縁の過去。
極めつけには四の五の言えなくなる、“翔吾”と“千鶴”のキラプリ活動を揺るがす事態。

少し前の“千鶴”を見るかのような“林檎”に協力プレイの楽しさ、素晴らしさを勝負で
見せつける場面が実に熱い。共同生活のこそばゆいやりとりも見どころの一つでしょう。
そして締め括りでも魅せてくれる本作も一区切りつけたようですが続きが見たいものです。

posted by 秋野ソラ at 01:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル