川上稔 先生が贈る戦国学園ファンタジー。10話上巻は本能寺の変を経て創世計画の阻止へ
本格的に動き出した武蔵を真っ向から否定する羽柴が直接対決を挑んでくる顛末に触れます。
(イラスト/さとやす 先生(TENKY))
【 http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893403-9/ 】
旦那ラブ全開の“クリスティーナ”と剃髪の話で盛り上がる掴みを入れつつ、羽柴と明智の
戦いを再現する「山崎の合戦」を行いたい羽柴勢から逃げる艦隊チェイスを繰り広げてくる
武蔵勢。共にアクロバティックで“鈴”さんの細やかなフォローが今回も冴えを見せます。
続いて「伊賀越え」を狙う武蔵勢にいちゃもんをつける羽柴勢との舌戦に突入する武蔵勢。
本気なんだか不真面目なんだか、というやりとりに面白さを感じつつ“羽柴”不在の今、
どうしてそこまで武蔵につっかかってくるのだろう、という羽柴勢への疑念が積もります。
そして開き直ったかのように艦上戦闘へ突入してくる羽柴勢。これまでも、そして今巻でも
度々印象的な話の展開を担ってきた“メアリ”たちとの戦闘を皮切りにこれまた衝撃発言が
投下されました。武蔵との戦いの意味を垣間見た所で次巻は中巻!? 続きが気になります。