朱月十話 先生が贈るファンタジー作品。第2巻は前のギルドマスターから持ち込まれた依頼
から王都にある各ギルドの現状と暗躍する人物に気付き、葛藤する“ディック”を描きます。
(イラスト:鳴瀬ひろふみ 先生)
【 http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321702000731 】
【 https://ncode.syosetu.com/n9565dj/ 】
賭事が好きなのに運がない「銀の水瓶亭」前代ギルドマスター“セレーネ”から寄せられる
“ディック”への好感度も見逃せない中、彼女が話す王都に特有の動物商にまつわる不穏な
話が騒動の契機に。というか、鳴瀬 先生のイラストが今巻もまた眼福感ハンパないですね。
王都最大のギルド「白の山羊亭」の異変に他ギルドも巻き込まれていること、更にその陰で
かつての恩師が糸を引いていると知った“ディック”が、ギルド不干渉の矜持を捨ててまで
12に分かれたギルドの体制を正常化する強硬策に打って出るか悩むところが今巻の肝の一つ。
そして黒幕との対峙で“ディック”の胸をよぎる思いがけない気持ちにもご注目。彼に数々
助言を与える“ヴェルレーヌ”の存在が大きく感じられます。意外にあっさりと事態を収拾
してしまう彼がどんな話に関わっていくことになるか、朱月 先生の腕の見せ所でしょうか。
2017年11月02日
2017年11月01日
『蜘蛛ですが、なにか? 7』
馬場翁 先生が「小説家になろう」で公開していた迷宮サバイバル・ストーリーの書籍版。
第7巻は教皇、エルフ族長、古の神獣、管理者と敵同士が総出で未曽有の危機に臨みます。
(イラスト:輝竜司 先生)
【 https://kadokawabooks.jp/product/s12/321706000621.html 】
【 http://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS11000007010000_68/ 】
【 http://ncode.syosetu.com/n7975cr/ 】
モンスターのイラストに定評がある 輝竜 先生にメカメカしい挿絵を描かせる 馬場 先生。
文明崩壊前の遺跡を発見してから出てくる銃器、ロボット、戦車、戦闘機、そしてUFO。
ファンタジーな世界観を圧倒してくる遺物の数々に“姫色”も流石に焦るのは無理もない。
流石に想定外の“ポティマス”も共闘に応じるものの“姫色”に託した秘密兵器に仕掛けた
罠が何とも意地悪い。彼女も“アリエル”も黙っちゃいない、にしてもささやかな抵抗しか
出来ないのがもどかしい。思わずクスッとする仕返しで少しは胸がすく気がするのが救い。
共闘の末に“アリエル”を敵だと思えなくなってきた“姫色”へ降りかかる“D”の思惑。
更にその上をゆく突飛な行動で思いも寄らない結果を導きだしてしまう彼女は新たな真名
を得てどこへ向かうのか。“ポティマス”の悪意も収まらぬ中、生き残れるのか注目です。
第7巻は教皇、エルフ族長、古の神獣、管理者と敵同士が総出で未曽有の危機に臨みます。
(イラスト:輝竜司 先生)
【 https://kadokawabooks.jp/product/s12/321706000621.html 】
【 http://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS11000007010000_68/ 】
【 http://ncode.syosetu.com/n7975cr/ 】
モンスターのイラストに定評がある 輝竜 先生にメカメカしい挿絵を描かせる 馬場 先生。
文明崩壊前の遺跡を発見してから出てくる銃器、ロボット、戦車、戦闘機、そしてUFO。
ファンタジーな世界観を圧倒してくる遺物の数々に“姫色”も流石に焦るのは無理もない。
流石に想定外の“ポティマス”も共闘に応じるものの“姫色”に託した秘密兵器に仕掛けた
罠が何とも意地悪い。彼女も“アリエル”も黙っちゃいない、にしてもささやかな抵抗しか
出来ないのがもどかしい。思わずクスッとする仕返しで少しは胸がすく気がするのが救い。
共闘の末に“アリエル”を敵だと思えなくなってきた“姫色”へ降りかかる“D”の思惑。
更にその上をゆく突飛な行動で思いも寄らない結果を導きだしてしまう彼女は新たな真名
を得てどこへ向かうのか。“ポティマス”の悪意も収まらぬ中、生き残れるのか注目です。