岩沢藍 先生が贈る、女児向けアイドルアーケードゲームに情熱を注ぐ少年少女のラブコメ。
第2巻は凄腕プレイヤー“芹菜”の登場により“翔吾”と“千鶴”の関係に変化が生じます。
(イラスト/Mika Pikazo 先生)
【 http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893273-8/ 】
“芽衣”がキラプリのことを教えてほしい、という“翔吾”にとってのフラグイベントに
垣間見える“千鶴”の人見知りぶり。遠征先で出会ったJSアイドル“芹菜”とキラプリを
通じて喧嘩する様子を見た彼は一計を案じます。同年代の友達を作るべきではないかと。
ただ、元はと言えば“翔吾”も友達なんて(キラプリ好きを除けば)不要と考えていた口
なワケで。だからこそ“千鶴”が遊園地のイベントでモヤモヤするのもよく分かるもので。
あの涙目で彼と距離を置いた Mika Pikazo 先生の挿絵は読み手としても胸に刺さるものが。
“翔吾”と仲直りはできましたし“芹菜”ともなんだかんだ言いながら仲良くなりました。
“千鶴”としても彼とのイベントを起こしたり、3人での協力プレイもこなしたりできて
前に進んでいる感じが見受けられて微笑ましさを覚えました。次巻も楽しみであります。