なめこ印 先生が贈る学園ヒロイックバトルサーガ。第6巻は最終決戦を前に女性陣からの
想いを受け止める“雷火”が思いも寄らぬ真実を告げられ人生最大の岐路に立たされます。
(イラスト:よう太 先生)
【 http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321612000732 】
“ブリュンヒルデ”からの告白の理由を聞いてしまうあたり、いかにも“雷火”らしいと
言うか何というか。“シャロ”との交互デートがもうこそばゆくてたまらない。他にも
“マリア”など大小あれど好意と行為を寄せられていて、“雷火”爆発しろ案件でした。
神話代理戦争の終わりが見えてきた、その時に“國崎”ではなく“天華”が“雷火”たち
の前に現れた理由。戦いが終わった後、どうするのか。直前になって自問自答する破目に
陥った彼に更なる厳しい事実が突き付けられる、という何とも不遇としか言いようがない。
最終局面にして仲間にあっさりと「毒」を飲ませてくるあたりは“雷火”にも考えあって
のこととは思っておりましたが、ここまで吹っ切れてくれるとは。“ブリュンヒルデ”の
物語でもあったかな、と思いつつココから次へどう繋いでいくのかが気になるところです。