2016年11月15日

-インフィニット・デンドログラム- 1.可能性の始まり』

「小説家になろう」において発表していた 海道左近 先生の作品が、満を持しての書籍化。
独自に進化するプレイヤー、人のように振舞うNPC、可能性豊かなVRMMOが舞台の物語です。
(イラスト/タイキ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/694.html
http://dendro.jp/
http://ncode.syosetu.com/n5455cx/


大学受験を前に発売されたVRMMOゲーム「Infinite Dendrogram」をようやく手にすること
が出来た“玲二”。キャラメイクした“レイ”として先行プレイしていた兄に会うべく
アルター王国の王都を歩く彼に早速、運命の出会いと高難易度のクエストが舞い込む──。

兄の“シュウ”やこのゲームの特徴でもあるエンブリオ、“レイ”の場合は“ネメシス”
の力を借りて難題をクリアしたり、それでもレベルが低いゆえに挫折を味わったり、と
ゲーム内の冒険を楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。実際にあったら楽しそうですし。

途中で出会う“ルーク”と“バビロン”の能力が意外とえげつない組み合わせなのが割と
好みだったり。“リリアーナ”や“マリー”といった知り合いも増えて順調に進むかの
ように見える冒険の裏には何か仕掛けがありそうで、そのあたりの動きに注目でしょうか。

posted by 秋野ソラ at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル