2016年10月20日

『のうりん13』

白鳥士郎 先生が贈る大人気農業高校ラブコメディ。第13巻は突如いなくなった“林檎”に
戸惑いを隠しきれない“耕作”が、次期位生徒会長に立候補するまでの顛末を描きます。
(イラスト:切符 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797389425.html


電話相談やファンレター騒動など“バイオ鈴木”の活動著しい様子に笑わされる一方で、
「農フーズ」で廃棄物の転売問題でシリアスな現状を、分かりやすく伝えてくる。まさに
本作の真骨頂。そして“ベッキー”が要所で絡み、暴走していくあたりも同様に(笑)。

芸能界に電撃復帰した“林檎”をモニター越しに見届ける“耕作”。やせ我慢なのは承知
の上でこのまま農林高校での日々を過ごすのか・・・と思いきや、やはり仕掛けてきました。
ぜひ突き抜けてほしい所です。それにしても生徒会長の役割、そこまで無いものなのか。

もう一つ注目すべきは、バレンタイン終了の嵐が吹き荒れる農林高校で勢いとは言え遂に
その想いを伝え、両思いであることを認識、周知させたあの顛末。相手がそんなそぶりを
全然見せてなかったので驚きです。ということで次巻はいよいよ最終巻。待ち遠しいです。

posted by 秋野ソラ at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル