2016年09月01日

『俺を好きなのはお前だけかよ(3)』

駱駝 先生が贈るラブコメディ作品。第3巻は“雨露”に尽くす、と公言した“茅春”の
度重なるアピールに“葵”“桜”“菫子”も気が気でない様子で、また騒がしくなります。
(イラスト/ブリキ 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892286-9/


好きでもないのに尽くしたい、という面倒極まりない状況で発生した「誰が一番ジョーロを
喜ばせるか」対決。案の定、“雨露”のことを考えない熱烈アピールはひたすらラブコメ
しておりますが彼には響かず。どういう結果に落とし込むかは、推して知るべしなワケで。

そんな中、“菫子”から渡された本をダメにしてしまう、という事故が発生。ラブコメな
シチュエーションを堪能し天罰のような出来事の代償として“茅春”のもとでアルバイトに
勤しむ日々。そこで“雨露”が、生き方に対して貰った鋭い指摘が彼の心を苛立たせます。

自分の生き方を見直す良い契機となったことは怪我の功名とも言えます。事故対応の結果
は思わぬ解決を見ることになりますが、あれは流石に予想外。“菫子”に反省を促すこと
にも繋がりましたし一件落着・・・かと思いきやまたベンチでお願い事。これまた一大事です。

posted by 秋野ソラ at 00:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル